KINSは「菌ケア(=健康と美しさの維持のために菌と生きるライフスタイル)」として、全身の菌をケアするための製品サービスの研究開発および情報の発信を続けています。
ただ、「菌ケア」という言葉、身体に常在菌が生きていること、菌たちが健やかな身体づくりを助けていること…。
そのどれもがまだまだ世の中には広まっていないこともあり、 「菌ケアって何をしたらいいの?」 「1人では難しそう…」 といったお声をいただくこともしばしば。
そこで2022年、ユーザー様参加型企画として【KINS90日間チャレンジ】を実施。
抽選で選ばれた3名のユーザー様に、90日間みっちりとKINSの考える「菌ケア」を実践していただきました。
後編は90日のチャレンジを終えた3名へのインタビュー。
印象が大きく変化された方もおられ、驚くような結果となりました。
菌ケアで新しいご自身に出会った3名の、明るい笑顔をご覧ください!
【KINS90日間チャレンジ】前編はこちら
【KINS90日間チャレンジ】中編はこちら
チャレンジ後のアフターインタビューを実施!
KINS90日間チャレンジ中は、毎日KINSスタッフへ食事や運動のご報告をしていただき、フィードバックをもとに食生活などを改善されてきた3名の参加者様。
スタート時とはライフスタイルが大きく変化され、それぞれに良い結果も感じられる90日間となったようです。
そんな3名をKINSオフィスにお招きし、最後の面談を行いました。
CASE.1 上田さまのアフタートーク
[Profile]
158cm 50kg → 48.5kg(チャレンジ終了時)
職業:エステティシャン
ご家族構成:旦那さま、娘さまと3人暮らし
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[上田さまがチャレンジ前に感じていたお悩み]
◇20代から続くニキビなどの肌悩み
◇眠りが浅く、疲れが抜けない
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フルタイムでエステティシャンとして働きながら、子育てにも奮闘される上田さま。
毎日ハードスケジュールな中でのチャレンジは、思うようにはいかないことも。そんな中でも少しの意識をコツコツ続けることで、変わってきたこともあるようです。
白い炭水化物→茶色い炭水化物へシフト
ニキビにお悩みだった上田さまが、まず初めに変えたのは主食。
もともと白米や麺類、菓子パンなど「高GI」な、いわゆる”白い炭水化物”がメインの食生活をしておられました。
そんな主食をまずは比較的低GIな発芽玄米にシフト。
高GIな食品は血糖値を急上昇させることから、皮脂分泌につながるためニキビの気になる方には控えたいポイントなのです。
朝は定番だったパン食や、時間がないランチに食べていた菓子パンなども控えるようになりました。
「ママ、白いお米がいい…」お子さまとの菌ケアにはハードルも!
ご本人は発芽玄米の味はお好き。
問題なく続けられていた上田さまですが、白米を食べ慣れている5歳の娘さまから「ママ、白いお米のほうがいい…」と言われてしまったというエピソードも!(笑)
ご家族のごはんも毎日用意しないといけないママさんにとって、娘さまに喜んでもらうことと、ご自身の菌ケアの両立も難しいポイントだったようです。
(写真:ある日の上田さまのお食事)
お家でしっかり自炊できる日は、このように発芽玄米中心でお味噌汁も欠かさなかった上田さま。
毎日の報告の中では
「今日は娘とディズニーランドに行ったので、お菓子が多めです…」
「お盆は義実家へ滞在したので、白い炭水化物が多めになっちゃいました…」
という日も。(笑)
世のママさんならきっと「わかる…!」と頷いてしまうのではないでしょうか。
ご家族との生活が第一優先なママさんにとっては、「100%完璧に」と思うと、菌ケアが難しく感じてしまいます。
でも100%ではなくても、少しづつ続けていくことのほうが実は大切。
KINSスタッフとも面談しながら、工夫しつつできる範囲での菌ケアを続けていくことになったのでした!
少しづつでも続けながら、自分を見つけるきっかけに
主食を選べる時は玄米にする、できるだけ水溶性食物繊維や発酵食品の副菜をプラス…など、できる範囲での菌ケアを90日間続けた上田さま。
忙しくて運動は毎日できなかったりと「100%は難しかった…」と仰っていましたが、それでも
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家での主食は玄米中心
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水溶性食物繊維が取れる野菜の副菜を多めに
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納豆など発酵食品をマメに摂る
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W洗顔をなるべくしない
など、お腹や肌の菌に優しい習慣はきちんと意識できていました。
90日前に比べたら大きな違いです。
「ここまで食事を意識したことは人生で初めて!」と仰ったように、普段は後回しになりがちなご自身のライフスタイルを、少しでも見つめるきっかけになったでしょうか。
「まだ90日。よいスタートを切れたと思う」と、これからの末永い菌ケア生活についても熱意を見せてくださいました。
CASE.2 小松さまのアフタートーク
[Profile]
小松さま _ 27歳
155cm 62kg →56.7kg (終了時)
職業:販売員(アパレルショップ)
ご家族構成:旦那さまと2人暮らし
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[小松さまのお悩み]
◇体重を5kgほど落として、心も前向きになりたい
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という目標でチャレンジ参加された小松さま。
90日で大きくイメージチェンジされたので、見た目に気付かなかった方もいるのでは?
食事や運動習慣をガラッと変えてダイエットに成功したのはもちろんですが、目標達成によってメンタル面も大きく変わられたようです。
糖質中心の食生活から野菜中心へ、毎日の運動も習慣に
ダイエット目標でおられた小松さま、しかしスタート時の食生活はかなり糖質中心に偏っていました。
お仕事で忙しく夜も遅いゆえに、カップ麺のみ、丼もの、カレーライスなどの炭水化物メインの一皿で済ませがちに。野菜はコンビニの野菜ジュースだけ…ということも多かったようです。
まずはそんなお食事パターンを変えることから。
主食は発芽玄米にし、毎食サラダなどでしっかり野菜も摂るようにしました。
サラダやお味噌汁など副菜から食べることで、血糖値の急上昇もより抑えることができます。
ダイエット中の栄養バランスには注意も必要
(写真:チャレンジ前半の小松さまのお食事)
糖質中心だった食事が、玄米と野菜のおかず中心になったことでかなり摂取カロリーや糖質をコントロールできてきた小松さま。
ただ忙しい中で食事制限を意識されたので、初めの頃は食事バランスが偏ってしまうことがありました。
特に時間のないお仕事中のランチなどは、「サラダと玄米だけ…」というように、栄養不足が少し心配な内容に。
健康維持のためにはタンパク質や脂質はもちろん、女性は鉄分なども重要なので食事の偏りは避けなくてはなりません。
極端な食事制限でリバウンドしてしまわないためにも、手軽にできる肉料理や魚料理のレシピもお伝えして試していただくことに。
作り置きできる「西京焼き」などを活用しながら、中盤からはバランスの良い菌ケアごはんを目指しました!
(写真:チャレンジ後半の小松さまのお食事)
チャレンジ後半にはお魚やチキンの「西京漬け」「塩麹漬け」などをストックされて、上手に活用されていました。
納豆などの発酵食品も取り入れられていますね。
“今は毎日、「楽しいな」と思いながら過ごせています”
毎朝の習慣として、30分以上の有酸素運動も続けられていた小松さま。努力のかいあってダイエットの目標を達成したことはもちろんですが、チャレンジに成功したことで気持ちの面でも変化が。
当初は「いつもネガティブ思考で…もっと自信をもちたいです」と語っておられましたが、現在はおしゃれも楽しくなって「毎日楽しいなと思いながら過ごせています」とのこと。
髪型やファッションも雰囲気が変わって、日々を楽しんでおられるのが伝わってきます!
菌ケアで「自分によいこと」を続けるうち、自信にもつながり笑顔も増えたようですね。
初回の面談では「今は自信もないし、何事にも後ろ向き。でも今度こそ変わりたいんです…!」と真剣に語ってくださった小松さま。
90日間チャレンジを終えてお話する姿は凛としていて、逞しさを感じるほどでした。
菌ケアを通してご自身を見つめることで、美容はもちろん精神的な変化にもつながったのは、KINSとしても嬉しい変化です。
CASE.3 玉井さまのアフタートーク
[Profile]
玉井さま _ 32歳
172cm 60kg→57.4kg (終了時)
職業:税理士事務所勤務
ご家族構成:お母さま、妹さまとの3人暮らし
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[玉井さまのお悩み]
◇幼少期から続く便秘体質
◇体重を少しだけ落としたい
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子どもの頃からの便秘体質が気になっていた玉井さま。
以前にもダイエット目的で食事指導を受けたことなどがあるそうで、自炊習慣はおありでした。
ただ「菌」を意識したライフスタイルというのは初めて。
実際に体験してみて、いかがだったでしょうか?
毎日の菌ケアごはんのコツは週末の作り置き
今回のチャレンジ中、KINSスタッフも感動するほど色とりどりの菌ケアごはんを毎日作られていた玉井さま。
フルタイムでお仕事しているのに、朝からこんなに作る時間があるの?!と他の参加者さまもびっくりするほどでした。
でも実はほとんどが、週末に2-3時間かけて作り置きをしたおかずなのだそう。
「大体それを盛り付けているだけなので、実は朝食の用意は10分程度しかかかっていないんです!」と、上手な時短テクには圧巻でした。
玉井さまの時短で菌ケアテクニック
(写真:チャレンジ中の玉井さまのお食事)
朝食でもしっかり品数を揃えてバランスの良い食事になっている、玉井さまの菌ケアごはん。その時短テクも教えていただきました。
- ・調理に時間のかかるものは週末に作り置き
- ・お味噌汁は「味噌玉」も活用!お湯を注ぐだけ
- ・野菜やきのこはカットして保存
作り置きおかずはもちろんですが、実は「朝のお味噌汁は作りません!お湯を注ぐだけ!(笑)」というのも意外な時短方法。
確かに出汁からゆっくり作るお味噌汁は美味しいですが、時間のない朝用には「味噌玉」を作っておくのも便利です。これはKINSスタッフもオススメ。
味噌を1食分ずつラップで小分けにし、乾燥わかめなど好みの具を加えて即席味噌汁の状態にしたものです。冷凍もでき、市販品に比べ添加物や化学調味料も抑えられるのでおすすめです。
参考サイト:https://www.nichireifoods.co.jp/media/4875/
そしてきのこや野菜類も、サッと食べられるようカットしておいたり、冷凍できるものは冷凍保存してすぐ使えるようにしているのもポイントでした。
毎日の買物が楽しみに・味覚も変わった?
毎日の自炊のためにしていた買物も、「自分のために良いことをしている感じ」で楽しかったと語る玉井さま。
元々お料理に白砂糖も使っていましたが、一切使わなくなり、甘酒やはちみつなど、より菌に優しい選択肢を選ぶようになりました。
栄養や添加物を気にして選ぶようになったことで、感覚も変わったような気がするそう。
味の濃いものや添加物の多そうなものなどは、あまり受け付けなくなったと感じておられるそうです。
水溶性食物繊維にフォーカスしてスッキリ
便秘も気になっていた玉井さまですが、食事の中で特に意識したのが「水溶性食物繊維」。
水溶性食物繊維は、善玉菌のエサになってくれるものです。
これまでの食事では特に食物繊維を意識していなかったので、イチジク、キウイ、切り干し大根など、これまで選ばなかったような食材で水溶性食物繊維の多いものも取り入れていきました。
マメな運動など総合的にライフスタイルを整えたこともあり、便秘も以前ほど気になることがなくなったそう。
(写真:チャレンジ中の玉井さまのお食事)
お友達にも菌ケアを伝授できそうなくらいマスターされた玉井さまですが、実は職場にもすでにKINSユーザーさまがおられるのだそう!
周りの方とも一緒に、菌ケアを楽しんで続けていってくださいね。
90日間チャレンジで見えてきたこと【これからのKINS】
今回の90日間チャレンジでは身体に棲む常在菌を意識し、
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食事
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運動
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スキンケア
の習慣を見直すことで、皆さま何かしらの良い変化を感じられたようでした。
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・W洗顔をやめて、菌にやさしいシンプルケアにしてみる。
・毎日の食事に、発酵食品や水溶性食物繊維を増やす。
・菌の邪魔をしてしまうような、ジャンクフードやお酒は控えめに。
・脳と腸のはたらきはつながっているので、ストレスケアのために適度な運動を…。
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そんな「菌」たちにやさしい習慣の積み重ねが、美や健康につながっていくことを実感していただけたかと思います。
“菌ケアで感じる壁”を越えていけるように
今回のチャレンジでは良い変化もあった反面、
- 「毎日運動する時間がないのでもっと手軽な方法があったら…」
- 「夜遅く帰ってスーパーが開いてないこともある…」
- 「菌ケアごはんのレパートリーを増やすのが難しい…」
などなど、ユーザー様が菌ケアを続けるうえでの課題も見えてきました。
参加者様からは
「KINSのミールキットがあったらいいのに!」
「運動する時間がなくてもできるセルフケア方法はないかな?」
「時短&お金をかけずにできるレシピをもっと知りたい!」
など、貴重なご意見をいただくことも!
きっと今回の3名様が感じた壁は、これから菌ケアを始める皆さまにも共通することが多いでしょう。
そんな壁を取り払い、「菌をケアすること」を世の中の当たり前にしていけるように。
KINSでは今回いただいたご意見も参考にしながら、今後もサービスや製品の開発を続けてまいります。
皆さまも菌ケアに関しての疑問やKINSへのリクエストがありましたら、ぜひLINEコンシェルジュへお気軽にお寄せくださいね!
90日間チャレンジの月ごとの細かいレポートは、KINSインスタグラムでも公開しています!
【KINS90日間チャレンジ】前編はこちら
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