掲載日 | 2024.06.14
更新日 | 2024.08.09

生理後も腹痛が続く…チクチク腹痛は病気のサイン?

掲載日 | 2024.06.14
更新日 | 2024.08.09
生理が終わった後にも腹痛が続くことがあります。
この症状は多くの女性にとって不安を感じさせるものですが、その原因は様々です。

例えば、ホルモンの変動、ストレス、食事の影響などが考えられます。

しかし、持続する腹痛は場合によっては深刻な健康問題のサインであることもあります。
子宮内膜症や卵巣の異常、感染症など、専門的な治療が必要な場合もあるため、適切な対応が求められます。

この事では、生理後の腹痛の一般的な原因や病院に行くべきタイミングについて詳しく解説します。女性の健康を守るために、正しい情報と対策を知っておきましょう。

「チクチク」「ズキズキ」生理痛以外の腹痛には要注意?

「チクチク」「ズキズキ」生理痛以外の腹痛には要注意?

女性にとって馴染み深い生理痛。生理が起こる際、子宮収縮によってズキズキとした鈍痛を感じる人も多いでしょう。中には毎月痛みを感じる人もいて、下腹部痛や子宮が痛い状態に慣れてしまったという人も少なくありません。

しかし、生理が終わった後にチクチクやズキズキといった下腹部痛を感じる場合、それは体の中で異常が起きている合図かもしれません。痛みは体の異常を知らせる重要なサインです。生理痛とは異なるタイミングや痛みの種類を感じた時には、軽視せずに体の中で何が起こっているのか原因を突き止めることが大切です。

生理痛以外の腹痛の原因としては、子宮や卵管に関連する病気の可能性もあります。例えば、子宮内膜症や卵管炎などが考えられますが、具体的な病気については次の章で詳しく説明します。

日常的なストレスや生活習慣の乱れが一時的な腹痛を引き起こすこともありますが、頻繁に起こる場合や強い痛みを感じる場合は、医師の診察を受けることをおすすめします。適切な診断と治療が必要な場合も多いため、早めの対応が重要です。

生理後に下腹部や子宮が痛い時に考えられる原因

生理後に下腹部や子宮が痛い時に考えられる原因

生理後に下腹部や子宮に痛みを感じることがあります。このような痛みが続く場合、放置せずに原因を見極めることが重要です。生理痛とは異なる種類の痛みや、通常の生理周期に関係なく現れる痛みには、何らかの健康問題が隠れている可能性があります。以下に、考えられるいくつかの原因を紹介します。

子宮内膜症

子宮内膜症は、子宮内膜が子宮の外に発生する疾患です。この病気にかかると、生理の度に異常な組織が出血し、炎症や痛みを引き起こします。子宮内膜症の痛みは、生理痛とは異なる特徴を持つことが多いです。

症状

  • ・生理時以外の下腹部痛
  • ・排便時や排尿時の痛み
  • ・性交時の痛み
  • ・重い経血量や不正出血

痛みの種類

  • ・チクチクと刺すような痛み
  • ・鈍く重い痛み
  • ・ズキズキと波打つような痛み

子宮内膜症は、痛みだけでなく不妊症の原因となることもあります。症状が当てはまる場合や疑わしい場合は、早めに婦人科で診察を受けることをお勧めします。

子宮筋腫

子宮筋腫は、子宮の筋肉層にできる良性の腫瘍です。多くの女性がこの疾患を持っており、特に30代から40代にかけて発症することが多いです。子宮筋腫は、サイズや位置により症状が異なりますが、痛みを引き起こすことがあります。

症状

  • ・生理時や生理後の下腹部痛
  • ・過多月経(経血量が多い)
  • ・月経期間が長い
  • ・圧迫感や頻尿

痛みの種類

  • ・鈍く持続的な痛み
  • ・圧迫感による不快感
  • ・腫瘍が大きくなるにつれ増す痛み

子宮筋腫は、多くの場合無症状で経過しますが、症状が現れた場合は適切な診断と治療が必要です。婦人科での超音波検査やMRI検査で確認し、場合によっては薬物療法や手術が検討されます。

子宮腺筋症

子宮腺筋症は、子宮内膜が子宮筋層に侵入することによって引き起こされる疾患です。子宮腺筋症の主な特徴は、生理痛が通常よりも強く、長期間続くことです。この疾患は、特に40代から50代の女性に多く見られます。

症状

  • ・生理時や生理後の下腹部痛
  • ・月経期間が長い
  • ・経血量が多い(過多月経)
  • ・性交時の痛み

痛みの種類

  • ・持続的な鈍痛
  • ・生理中だけでなく生理後も続く痛み
  • ・圧迫感や重さを感じる痛み

子宮腺筋症は、子宮内膜症と似た症状を示すことが多いですが、痛みの持続時間や強度が異なることがあります。診断には、超音波検査やMRIが用いられ、治療には薬物療法や手術が検討されます。

生理後に続く痛みがある場合は、早めに婦人科を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

子宮内膜ポリープ

子宮内膜ポリープは、子宮内膜に発生する良性の腫瘍で、子宮内の異常な組織の増殖によって形成されます。このポリープは、痛みを引き起こすことがあり、生理後に下腹部や子宮に痛みを感じる原因となることがあります。

症状

  • ・生理後の下腹部痛
  • ・不正出血
  • ・経血量の増加
  • ・性交時の痛み

痛みの種類

  • ・持続的な鈍痛
  • ・圧迫感を伴う痛み
  • ・時折刺すような痛み

子宮内膜ポリープは、多くの場合無症状で発見されることもありますが、症状が現れた場合は超音波検査や子宮鏡検査によって診断されます。治療は、ポリープが大きい場合や症状が重い場合に、手術での摘出が検討されます。

卵巣嚢腫

卵巣嚢腫は、卵巣に液体がたまった袋状の腫瘍ができる疾患です。多くの場合は良性ですが、まれに悪性化することもあります。卵巣嚢腫は無症状で経過することが多いですが、大きくなると下腹部に痛みを引き起こすことがあります。

症状

  • ・生理後の下腹部痛
  • ・骨盤内の圧迫感
  • ・排便や排尿時の不快感
  • ・性交時の痛み

痛みの種類

  • ・鈍く持続的な痛み
  • ・圧迫感を伴う痛み
  • ・突発的な鋭い痛み(嚢腫がねじれた場合)

卵巣嚢腫は、定期的な婦人科検診で発見されることが多く、超音波検査やMRIで確認されます。治療は嚢腫の大きさや症状に応じて、経過観察、薬物療法、または手術が検討されます。

骨盤内炎症性疾患(PID)

骨盤内炎症性疾患(PID)は、女性の生殖器官(子宮、卵管、卵巣など)が細菌感染によって炎症を起こす疾患です。PIDは性行為によって細菌が子宮頸管から上行して感染することが多く、適切に治療されないと深刻な合併症を引き起こす可能性があります。

症状

  • ・生理後の下腹部痛
  • ・骨盤内の圧迫感や痛み
  • ・不正出血
  • ・排尿時の痛み
  • ・発熱や悪寒

痛みの種類

  • ・持続的で鈍い痛み
  • ・骨盤全体に広がる痛み
  • ・性交時の鋭い痛み

PIDは、放置すると卵管の瘢痕形成や癒着を引き起こし、不妊症の原因となることがあります。診断には、内診や超音波検査、血液検査が用いられます。治療は主に抗生物質の投与によって行われ、早期発見と治療が重要です。

排卵痛

排卵痛は、排卵時に卵巣から卵子が放出される際に感じる痛みです。多くの女性がこの痛みを経験し、通常は生理の約2週間前に起こりますが、生理後にも継続して痛みを感じることがあります。

症状

  • ・下腹部の一側性の痛み
  • ・軽度から中程度の痛み
  • ・数時間から数日続く痛み

痛みの種類

  • ・突発的な鋭い痛み
  • ・鈍く持続する痛み

排卵痛は通常、治療を必要としませんが、痛みが強い場合や長期間続く場合は、医師に相談することをおすすめします。

卵巣茎捻転

卵巣茎捻転は、卵巣がその支持組織(卵巣茎)ごとねじれる状態を指し、急性の強い痛みを引き起こします。これは緊急の医療処置が必要な状態であり、放置すると卵巣への血流が遮断され、組織が壊死する可能性があります。

症状

  • ・突然の激しい下腹部痛
  • ・悪心や嘔吐
  • ・触れると痛みを感じる下腹部

痛みの種類

  • ・激しい鋭い痛み
  • ・突発的な痛み

卵巣茎捻転が疑われる場合は、直ちに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。治療は通常、手術によって行われます。

月経困難症

月経困難症は、生理痛が通常よりも強く、日常生活に支障をきたす状態を指します。これは一次性(機能的)と二次性(器質的)に分けられ、二次性月経困難症は子宮内膜症や子宮筋腫などの基礎疾患に関連しています。

症状

  • ・強い下腹部痛
  • ・腰痛や脚の痛み
  • ・頭痛や疲労感
  • ・吐き気や嘔吐

痛みの種類

  • ・鈍く持続する痛み
  • ・ズキズキとした波打つ痛み

月経困難症の治療は、痛みの原因や程度によって異なります。鎮痛剤の使用、ホルモン療法、そして基礎疾患の治療が含まれることがあります。生理痛が日常生活に影響を与える場合は、医師に相談して適切な対策を講じることが重要です。

病院に行く目安

病院に行く目安

生理が終わった後に腹痛が続く場合、その原因は様々です。軽度の腹痛であれば、自宅でのケアで改善することもありますが、症状が重い場合や長期間続く場合は、病院での診察を受けることが重要です。以下に、病院に行く目安となるポイントを挙げます。

強い痛みや突然の痛み

腹痛が非常に強い場合や、突然激しい痛みが生じた場合は、すぐに病院を受診することをお勧めします。

特に、痛みが耐え難いほど強い場合や、日常生活に支障をきたすほどの痛みがある場合は、緊急の治療が必要な可能性があります。

長期間続く痛み

生理が終わっても1週間以上腹痛が続く場合は、病院での診察が必要です。持続的な痛みは、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫などの疾患が原因となっている可能性があります。

早期に適切な診断を受けることで、適切な治療を開始することができます。

他の症状を伴う場合

腹痛に加えて、以下のような症状が見られる場合も病院を受診する目安となります。

発熱:感染症の可能性があるため、早期の治療が必要です。
異常なおりもの:おりものの量や色、においに異常がある場合は、感染症や他の疾患が疑われます。
出血:生理以外の時期に出血がある場合や、生理の終わりかけでも大量の出血が続く場合は、病院での診察が必要です。
吐き気や嘔吐:消化器系の問題や他の深刻な疾患の可能性があります。

便通異常や排尿時の痛み

腹痛に伴って便秘や下痢が続く場合、あるいは排尿時に痛みを感じる場合も、病院での診察が必要です。これらの症状は、過敏性腸症候群や骨盤内の疾患が関与している可能性があります。

既往歴や家族歴

子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫などの婦人科疾患の既往歴がある場合や、家族に同様の疾患を持つ人がいる場合は、腹痛が続く際には早めに病院を受診することをお勧めします。遺伝的な要因が関与している可能性があるため、定期的な検診を受けることも重要です。

痛みの種類別、考えられる原因

痛みの種類別、考えられる原因

生理後に感じる下腹部や子宮の痛みにはさまざまな種類があり、その痛みの性質によって考えられる原因や病気が異なります。

「ズキズキ」鈍く持続する痛み

鈍く持続する痛みは、慢性的な炎症や腫瘍によることが多いです。以下のような病気が考えられます。

子宮筋腫: 子宮の筋肉層にできる良性の腫瘍で、持続的な鈍痛を引き起こします。特に経血量の増加や月経期間の延長が見られる場合は要注意です。
子宮腺筋症: 子宮内膜が子宮筋層に侵入することで、持続的な鈍痛を伴います。月経時以外にも痛みが続くことがあります。
月経困難症: 特に二次性月経困難症の場合、基礎疾患により強い持続的な痛みを引き起こします。

「ズキン!」鋭い突発的な痛み

鋭い突発的な痛みは、急性の問題や緊急事態を示すことが多いです。以下のような病気が考えられます。

卵巣茎捻転: 卵巣がねじれることで、突然の激しい痛みを引き起こします。迅速な医療処置が必要です。
排卵痛: 卵巣から卵子が放出される際に鋭い痛みが生じることがあります。この痛みは通常短期間で収まります。
子宮内膜ポリープ: 子宮内膜にできる良性の腫瘍で、刺すような鋭い痛みを伴うことがあります。

「チクチク」刺すような痛み

チクチクと刺すような痛みは、局所的な刺激や炎症によることが多いです。以下のような病気が考えられます。

子宮内膜症: 子宮外に発生した子宮内膜組織が痛みを引き起こします。チクチクとした刺すような痛みが特徴です。
骨盤内炎症性疾患(PID): 生殖器官の細菌感染による炎症が原因で、チクチクとした痛みを感じることがあります。

「ズーン」圧迫感や重さを感じる痛み

圧迫感や重さを感じる痛みは、腫瘍や嚢腫が大きくなって周囲の組織に影響を及ぼしている可能性があります。以下のような病気が考えられます。

卵巣嚢腫: 卵巣に液体がたまった袋状の腫瘍ができることで、圧迫感や重さを感じる痛みを引き起こします。
子宮筋腫: 子宮の筋肉層にできる腫瘍が大きくなると、圧迫感を伴う痛みを感じることがあります。

痛みの場所別、考えられる原因

痛みの場所別、考えられる原因

生理後に感じる痛みは、その場所によって考えられる原因が異なります。

下腹部全体が痛い

下腹部全体に広がる痛みは、以下のような原因が考えられます。

子宮内膜症: 子宮外に子宮内膜が発生し、炎症や痛みを引き起こします。痛みは下腹部全体に広がることがあります。
骨盤内炎症性疾患(PID): 生殖器官の感染による炎症が原因で、下腹部全体に持続的な痛みを感じることがあります。
過敏性腸症候群(IBS): ストレスや食事などが引き金となり、下腹部全体に痛みや不快感を引き起こすことがあります。
大腸炎: 大腸の炎症が原因で、下腹部全体に痛みが広がることがあります。

腹部の右側が痛い

腹部の右側に限定される痛みは、以下のような原因が考えられます。

虫垂炎(盲腸炎): 盲腸が炎症を起こし、右下腹部に鋭い痛みを引き起こします。緊急の医療処置が必要です。
卵巣嚢腫: 右側の卵巣に嚢腫ができると、右下腹部に痛みを感じることがあります。
胆嚢炎: 胆嚢の炎症や結石が原因で、右上腹部から右下腹部にかけて痛みが広がることがあります。

腹部の左側が痛い

腹部の左側に限定される痛みは、以下のような原因が考えられます。

卵巣嚢腫: 左側の卵巣に嚢腫ができると、左下腹部に痛みを感じることがあります。
大腸憩室炎: 大腸の左側にできた憩室が炎症を起こし、左下腹部に痛みを引き起こします。
腎結石: 左側の腎臓に結石がある場合、左下腹部から側腹部にかけて鋭い痛みを感じることがあります。

各痛みの場所に応じた適切な診断と治療を受けることが重要です。痛みが続く場合や強い痛みを感じた場合は、早めに医療機関を受診して原因を突き止めましょう。

腹痛や下痢が続くときは過敏性腸症候群の可能性も

腹痛や下痢が続くときは過敏性腸症候群の可能性も

生理が終わっても腹痛が続く場合、その原因は生理に直接関連しないこともあります。特に、長期間にわたって腹痛が続く場合は、過敏性腸症候群(IBS)の可能性が考えられます。

過敏性腸症候群は、腸の機能に異常がないにもかかわらず、腹痛や不快感、便通異常(下痢や便秘)が繰り返される慢性的な疾患です。この疾患は、ストレスや食生活の乱れ、腸内環境のバランスの崩れが原因となることが多いです。

過敏性腸症候群の症状は、多様で個人差がありますが、主に以下のような症状が見られます。

  • 慢性的な腹痛や腹部の不快感
  • 下痢や便秘、またはその両方が交互に起こる
  • 便に粘液が混ざることがあるv
  • ガスが溜まりやすい、腹部の膨満感

これらの症状が見られる場合、過敏性腸症候群の可能性を考慮し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

腸内環境を整えよう

過敏性腸症候群の改善には、腸内環境を整えることが非常に重要です。腸内環境を整えるためには、食生活の見直しが基本となります。以下に、食生活の改善に役立つポイントを挙げます。

まず、バランスの取れた食事をすることが大切です。食物繊維を豊富に含む野菜や果物、全粒穀物を積極的に摂取しましょう。これらの食品は、腸内の善玉菌を増やし、腸の動きを正常化する助けになります。

次に、発酵食品をしっかり摂取します。ヨーグルトやキムチ、納豆などの発酵食品には、プロバイオティクスが含まれており、腸内フローラのバランスを整える効果があります。

もし、食事だけで十分な栄養を摂取できない場合、プロバイオティクスやプレバイオティクスのサプリメントを活用することも効果的です。これにより、腸内環境を整え、過敏性腸症候群の症状を緩和することができます。

腸内環境を整えるためには、水溶性と不溶性の両方の食物繊維をバランスよく摂取することも重要です。水溶性食物繊維はオートミールや大麦に多く含まれ、不溶性食物繊維は全粒穀物や野菜に多く含まれます。

食生活の改善に加えて、ストレス管理や規則正しい生活習慣も腸内環境を整えるために重要です。リラックスする時間を持ち、適度な運動を取り入れることで、腸の健康を維持しましょう。

生理後の腹痛、気になる時は早めに対応を

生理後の腹痛、気になる時は早めに対応を

生理後の腹痛が気になる場合、早めに病院を受診することが大切です。

強い痛みや長期間続く痛みは、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫などの疾患が原因である可能性があります。早期診断と適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぐことができます。

また、病院で問題がないと診断された場合は、リラックスして過ごし、食生活を整えて様子を見ましょう。バランスの取れた食事や十分な水分摂取、ストレス管理が腸内環境の改善に役立ちます。

自身の体調をしっかりと管理し、健康的な生活を心掛けることで、生理後の腹痛も軽減することが期待できます。早めの対応と日常のケアで、安心して過ごせる日々を目指しましょう。

記事の監修

株式会社KINS代表、菌ケア専門家
下川 穣

岡山大学歯学部を卒業後、都内医療法人の理事長(任期4年3ヶ月)を務める。クリニック経営を任されながらも、2,500名以上の慢性疾患に対する根本治療を目指した生活習慣改善指導などを行う。
医療法人時代の日本最先端の研究者チームとのマイクロバイオーム研究や、菌を取り入れることによって体質改善した原体験をきっかけに菌による根本治療の可能性を感じ、2018年12月に株式会社KINSを創立。2023年8月にシンガポールにて尋常性ざ瘡(ニキビ)に特化したクリニックを開院。

INSTAGRAM : @yutaka411985 ,  @yourkins_official
X : @yutaka_shimo

プロフィールを見る