掲載日 | 2023.02.06
更新日 | 2023.02.06

「膣」の痒みやにおいを改善してくれる菌とは?
膣トラブルについて全力でまとめてみた!

掲載日 | 2023.02.06
更新日 | 2023.02.06
こんにちは、下川です!
本日は女性のお悩み「膣トラブル」についてのお話です。

特にこれからの季節、夏は蒸れることも多く、トラブルが起きやすい季節です。ただ、デリケートゾーンの悩みって、何かと人には相談しにくいですよね。

もしかすると
「誰かに相談したいのに、恥ずかしくてできない」
「もしかして、悩んでいるのは私だけ…?」

という風に考えている人も多いのではないでしょうか?

そこで、まずはどれだけの人が実際に膣トラブルを抱えているのか、私のインスタグラムにてアンケートをとってみました。

膣トラブルに関するアンケート

結果がこちら!
なんと、76%もの方が、においや痒みなどの膣トラブルで困っているということが明らかになりました。

これだけ悩んでいる方がいらっしゃるのであれば、気合を入れるしかないぞ!ということで、今回もまあたくさんの論文を読みあさり調査をして参りました!

そこで見えてきた答えは、膣トラブルにも「膣に住む菌のバランス」の存在が大きく関わっているということ。

皆さま、生理中には特に痒みが強くなったり、においが気になったりなんて経験はありませんか?

実は、その原因も生理中は「膣内細菌」が崩れているからでした。

ただ、この膣内細菌というのが他の菌叢に比べて、まあ特殊!
他と何が違うのか、膣トラブルをなくすためには何をすればいいのか、この記事内で詳しく解説していきます。

と言うことで、今回のテーマは『膣トラブル』!全力でまとめていきます!!

毎度のことながら本記事も分量が少し多くなっています。
一度読んで全てをマスターするのも難しいと思いますので、ぜひハートマークを押して、何度でも読めるようにしてくださいね。

それでは本編に参りましょう!

膣内細菌は”多様性がない”ことが重要?!

膣内細菌は多様性がないことが重要?!

私はこれまで、様々な場でこれでもかと言うほど「菌っていうのは多様性がとにかく重要なんだよ!」ということを熱く語ってきました。

特に腸内細菌にとっては多様性というのは本当に大切。いろんな細菌がいればいるほど、イレギュラーな事態にも対応できるようになります。

ただ、「膣」に限っては、これがまったくの逆になります。
膣内細菌は、とにかく”多様性がない”ことが重要!

できる限り、膣内に存在するメンバーは少ない方が良いのです。

と言うのも、実は膣の中に住む細菌は「乳酸菌」がほとんど
なんと健康な膣内細菌は約80~90%が乳酸菌で占められています。

しかもその乳酸菌も、メインで存在するのはわずか4種類のみ。
それがラクトバチルス・クリスパタス、ラクトバチルス・ガセリ、ラクトバチルス・イナーズ、ラクトバチルス・ジェンセニーです。

腸内細菌は数100種の菌が存在すると言われていますので、腸と比較して膣には100分の1程度の種類の菌しか住んでいないことになります。

もしかすると「腸みたいにもっとたくさんの種類の菌がいた方が良いんじゃないの?」と心配に感じる人がいるかもしれませんが、どうかご安心を!

彼らこそ、まさに少数精鋭部隊!
膣内はこの4種類の乳酸菌がいるからこそ、悪さをする菌が繁殖にくい酸性の状態に保たれています。

膣内に住む乳酸菌は「おりもの」を通して膣内環境を正常に保っています。そもそも、おりものの役目は腟の粘膜の乾燥を防ぎつつ、外からの雑菌を排除すること。

そして、おりものがその役割を果たすことができるのは、乳酸菌のおかげなのです。

おりものは膣内の細胞や分泌物が出てきたもので、中には乳酸菌がたくさん含まれています。その乳酸菌の出す乳酸が腟の中、そしておりものを酸性にします。

すると、多くの雑菌は酸性の状態では生きていけないので、膣内の秩序が保たれるというわけです。

そのため、健康な膣から分泌されるおりものは少し酸っぱいにおいが特徴。
実際に、膣内はpH4.4前後に保たれています。健康な肌がpH5.5程度と言われているため、このことからも膣内の酸性具合が分かります。

そしてこの菌バランスが崩れ、pHが上がる(アルカリ側に傾く)とトラブルのもとに。

それでは、どのような要因によって膣内細菌のバランスが崩れるのかというと、例えば「生理」。普段は80%以上に保たれている乳酸菌の割合が、生理中はガクンとその割合が下がります。

すると、生理中の痒みやにおいがキツくなるという症状につながってしまうのです。

ただ、膣内細菌のベースがしっかりと整っていれば、たとえ生理により一時的に乳酸菌の数が減少したとしても自然と回復する力を持っています。

しかし、もともと乳酸菌の割合が下がっているところに生理などさらに膣内細菌の乱れにつながる要因が加わると、そのまま乳酸菌のバランスを回復できず、膣内細菌に多様性が生まれてしまう事態に…。

すると、様々なトラブルの元となってしまうのです。
それでは、次の章では膣内細菌に多様性が生まれてしまうと、具体的にどのような不調・悪影響が出るのかというお話をしましょう!

あなたの膣トラブルは「細菌性膣症」かも

あなたの膣トラブルは「細菌性膣症」かも

膣内細菌においてもっとも重要なことが多様性がないことでした。
と言うことで、ここからは膣内細菌がに多様性があると起こるトラブルについてのお話です。

膣内の乳酸菌の割合が減り、雑菌が増えてしまった結果起こるのが「細菌性膣症」という疾患。

細菌性膣症とは、まさにその名の通り膣内の細菌のバランスが崩れた状態
症状としては、外陰部の痒みや灰色のおりもの、魚の腐ったようなにおいなどなど…!

もしかしたらこれらの症状、思い当たる人も多いのではないでしょうか?
冒頭部で紹介した独自アンケートでも、76%もの人が痒みやにおいといった症状に悩んでいました。

そのトラブルは細菌性膣症が原因という可能性も。
この疾患を今まで聞いたことがなかったという方もいるかもしれませんが、実はごくごく一般的な疾患。

実際に、デリケートゾーンの悩みで婦人科を受診されるほとんどの方が細菌性膣症と診断されるそう。特に生理中、直後になりやすいようです。

そして細菌性膣症は、膣内の菌の種類が増えてしまうために起こる疾患なのですが、その中でも悪さをしてしまう代表的な菌がいます。

それが「ガードネレラ菌」。この菌がいることで、痒みやにおいといった不快な症状が引き起こされてしまいます。

もし膣内に十分な量の乳酸菌がいれば、彼らの力によってガードネレラ菌は膣内に定着ができないようになっています。

しかし、膣内の乳酸菌の割合が減りガードネレラ菌を抑える力が足りなくなると、その他の菌とともに一気に増殖、細菌性膣症へと繋がってしまうわけです。

先ほども説明した通り、細菌性膣症の主な症状はデリケートゾーンの痒みとにおいです。
ただ、症状が悪化すれば膣を通り越して、子宮にまで影響が及ぶことも。

繁殖した雑菌が子宮頸管まで到達してしまうと子宮内膜炎が、さらに移動していくと卵管炎や骨盤腹膜炎にもつながることがわかっています。

それでは、かゆみや臭いといった膣トラブルから解放されるために、どうすれば細菌性膣炎が改善するのかという話ですが、実は現在医療機関で採用される治療法は「抗生物質」がほとんど。

しかも、この治療法は過去20年間、まったく進歩していないのが現実です。
実際に抗生物質の使用により7、8割は症状が改善するのですが、問題は治ったあと。

なんと約50%の方が治療後一年の間に細菌性膣症を再発すると言われています。

その理由は、ガードネレラ菌がとにかくしぶといから

どう言うことかと説明しますと、ガードネレラ菌は抗生物質により完全に殺しきることができないのです。

ある研究では、ガードネレラ菌は抗生物質によって引き起こされるDNA損傷をも修復できるという可能性が示唆されていました。

つまり、薬の使用によって一時的に減らすことはできたとしても、またじわじわと復活をしていき、繰り返し膣内細菌の乱れを引き起こしてしまうのです。

これを聞くと「それなら、一度細菌性膣症にかかってしまったら、その後もかかり続ける運命なの…?」と考える方もいるかもしれませんが、どうか心配しないでください。

私、菌の変態こと下川穣。どうにか膣トラブルに悩んでいる人のお力になれないかと、何本も何本も論文を読みあさり、抗生物質に変わる細菌性膣症を改善するための解決策を見つけてまいりました…!

ただ…!その膣ケア法の紹介をする前に、まだまだある膣内細菌が乱れることによるトラブル・悪影響についてもう少しだけ紹介させてください。

膣内細菌が乱れると妊娠率が下がる?

膣内細菌が乱れると妊娠率が下がる?

膣内細菌の乱れが与える影響は痒みやにおいといったトラブルだけではありませんでした。

なんと「妊娠」にも影響を与えるいうことが数々の論文によって示されています。ある研究では、不妊症の女性は細菌性膣炎に感染している可能性が高いことが示されていました。

そして菌が住んでいるのは何も膣だけではありません。
その先、子宮内にも菌は住んでいます。

子宮内に住む菌も膣とほぼ同じ。ほとんどが乳酸菌です。
そして、この子宮内においても乳酸菌の割合が本当に大事。

先ほどとは別のある研究では、子宮内に住む菌のうち乳酸菌が90%以下になると、妊娠率が2分の1以下になることが示されていました。

これを聞くと「どうして膣や子宮に住む菌が妊娠にも関わるの?」と疑問を持つ方も多いかとは思います。その答えは、どうやら乳酸菌が作り出す環境にあるようです。

論文内では、乳酸菌、そしてその代謝物が作り出す環境が受精前後の卵子の健康に関わることが示されていました。膣・子宮内細菌に住む乳酸菌は、新たな命を授かるための土台を作ってくれていたのです。

妊娠においては、もちろん着床後も細菌の存在は重要。膣内の乳酸菌が減ると、なんと流産率が10倍にも跳ね上がるという研究結果も出ていました。

もし、この記事を読んでいる中に、現在妊活中や妊娠中!という方がいましたら、ぜひ膣・子宮に住む菌についても目を向けてみてください。

ちなみにですが、妊娠中の菌ケアについては以前にこちらの記事でまとめました。合わせてチェックしてみてください。

腸内細菌と膣内細菌の関わり

こういった情報を目にすると、トラブルなく、いつまでも美しく健やかに過ごすためには、結局「腸」を整えることが必要不可欠なんだと思い知らされます。

そして腸内細菌が整うと膣内細菌も整う。その仕組みにはホルモンが関わっていました。

皆さま「エストロゲン」というホルモンをご存知でしょうか?
女性ホルモンの一種で、プロゲステロンとともに生理周期にも関わっているホルモンです。

このホルモン、女性にとっては本当に大切な存在。
エストロゲンは卵巣から分泌されて、血液を通して子宮・膣にまで届きます。すると、膣内に住む乳酸菌が増えて、生み出された酸によりpHが低くなります

実はこのエストロゲンの代謝(活性化)と調整には腸内細菌が関わっています

つまり、腸内細菌のバランスが乱れていると、エストロゲンの活性化ができなくなってしまうことに。
その結果、エストロゲンの分泌量が減少して、膣トラブルや子宮内膜症、不妊などが引き起こされてしまうのです。

また、肛門から大腸菌などの腸内細菌が膣に感染を起こすこともあります。これは女性の膣と肛門が物理的に近い位置にあるためです。

膣が健康な状態であれば感染を起こしませんが、膣内細菌のバランスが乱れて抵抗力が落ちている場合には感染を起こすことがあります。

いずれにせよ、腸内細菌と膣内細菌は密接に関わり合っているということですね!

新たな膣菌ケアに効果的な改善策は〇〇!

新たな膣菌ケアに効果的な改善策は乳酸菌

前章を読んでいただければ、乳酸菌に溢れた膣内細菌を築き上げるためのファーストステップが腸内細菌にあるということはご理解いただけたかと思います。

そこで、いよいよ、かゆみ・臭いといった膣トラブルの新たな解決策の紹介に移りたいと思います!

ここまでくれば、勘の良い皆さまなら既に予想がついているかもしれませんね。
そうです!膣内細菌を整え、膣トラブルを改善する方法というのが「プロバイオティクス」です!!

まだご存知ない方のために改めて説明しますと、プロバイオティクスとは「体にプラスの影響を与えてくれる生きた菌を摂り入れる」こと。

具体的には、乳酸菌やビフィズス菌を摂取することが該当します。

このプロバイオティクス、細菌性膣症の改善に対してめちゃくちゃに活躍してくれることがわかっています。

あるレビュー論文では、今までに行われた細菌性膣症に対する抗生物質による治療とプロバイオティクスによる治療が比較されました。

ちなみにですが、「レビュー論文」とは、これまでに発表されたあるテーマについての数々の研究の結果を比較したり結びつけることで、治療法の効果や確からしさを評価する、いわば論文中の論文です。

今回の場合、細菌性膣症×抗生物質 or プロバイオティクスという目線で、これまでに世に出された論文の総合的な評価をしたわけですね!

結果はなんと、抗生物質とプロバイオティクスをあわせて摂取した場合よりも、プロバイオティクス単体の場合がもっとも細菌性膣症が改善するという結果に。

ちなみに今回採用された研究で使用されていた菌は、ラムノサース菌やプランタルム菌、ファーメンタルム菌など、いわゆる乳酸菌と呼ばれる菌たちでした。

抗生物質よりも効果を発揮するなんて菌のチカラすごくないですか?!
しかも抗生物質による治療は、ガードネレラ菌を根絶できないため再発しやすいというデメリットがありましたが、それもクリアしています。

つまり、プロバイオティクス(乳酸菌)による細菌性膣症の治療は、短期的に見ても長期的に見ても有益な効果が期待できるということです!

ただし、婦人科から抗生物質を処方されている方は、勝手に服用を中止しないようにしてください。抗生物質は指示された通りに使わないと、むしろ耐性菌などの問題が出てきてしまうこともあります。

治療中の方は婦人科の先生にぜひプロバイオティクスについて相談されてみてくださいね!

膣ケアにおいてNG習慣

膣ケアにおいてNG習慣

ここまで膣内細菌をケアするための方法についてインナーケアを中心に語ってきました。

ただ、膣は腸と同じく体の中にあって、外界に触れている臓器です。そこで、忘れてはいけないのが外側からのケア。

実は、あなたが普段何気なくやっている習慣の中に、膣内の乳酸菌の数を減らしてしまう、絶対にしてはいけない行為がありました。

それが石鹸を使ってゴシゴシ洗うという行為。
おりものやにおいが気になる時、どうしても気になってついつい洗いすぎてしまいますよね。

その気持ちもわかります。
ただ、その行為が原因で逆に症状が悪化することもあるので、どうか今日からはしないようにしてください。

健康な膣内は乳酸菌により酸性に保たれています。

一方、石鹸はアルカリ性という性質を持ちます。そのため、石鹸でゴシゴシ洗うと、せっかく乳酸菌が作り出してくれた雑菌が繁殖しにくい環境を壊し、乳酸菌の住みにくい環境へと作り変えてしまうのです。

ですので、においや痒みが気になる時こそ、なるべく水洗いで優しく膣を洗うように心がけてください。

また、これは世に出ている商品も少ないため現実的ではないかもしれませんが、その他のアウターケアとしては、乳酸菌の入った膣ケア商品を長期的に使うことも効果的なようです。

ある研究では、ラムノーサス菌の含まれた膣剤を6ヶ月にわたって使用したところ、膣内細菌の改善が見られたことが示されていました。

まずはプロバイオティクスといったインナーケアからはじめ、それでもどうしても改善しないという場合は、違ったケア方法もあることを視野に入れておいていただくと良いかもしれませんね。

終わりに

いかがだったでしょうか?

今回は「膣トラブルと菌の関わり」について全力でまとめてきました。

改めておさらいしますと、膣内細菌というのは他の菌叢と異なり、とても特殊な組成をしています。

どういうことかというと、通常は腸内細菌など多様性があることが重要なのに対し、膣内細菌に限っては逆に多様性がないことが重要です。

もし雑菌等が増えて多様性が生じると、細菌性膣症という疾患を起こして、痒みやにおいの原因に。

また、膣内細菌というのは腸内細菌の影響を大きく受けます。そのため、まずは腸内細菌を整えることがファーストステップです。

そこで、腸内環境を整え、結果的に乱れてしまった膣内細菌をも整えてくれるのが「乳酸菌」の摂取でしたね。

そこで、膣トラブルに困っているという方は、ぜひまずは膣ケアの一つとして乳酸菌の摂取も試してみてください!

この記事が膣トラブルに悩むあなたの力になり、少しでも過ごしやすい日々を作るきっかけになることを祈っています。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

参考文献
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記事の監修

株式会社KINS代表、菌ケア専門家
下川 穣

岡山大学歯学部を卒業後、都内医療法人の理事長(任期4年3ヶ月)を務める。クリニック経営を任されながらも、2,500名以上の慢性疾患に対する根本治療を目指した生活習慣改善指導などを行う。
医療法人時代の日本最先端の研究者チームとのマイクロバイオーム研究や、菌を取り入れることによって体質改善した原体験をきっかけに菌による根本治療の可能性を感じ、2018年12月に株式会社KINSを創立。2023年8月にシンガポールにて尋常性ざ瘡(ニキビ)に特化したクリニックを開院。

INSTAGRAM : @yutaka411985 ,  @yourkins_official
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