忙しいあなたの味方！都内で”腸活的お惣菜”が買えるお店8選

KINS LABO読者の方も、腸内環境を意識した生活を心がけているという人が多いはず。でも忙しい毎日の中で、今日は購入したお惣菜で楽をしたい……という日もありますよね。

そんな時に選びやすい、「腸活」も「おいしい」も叶えてくれる都内のテイクアウト可能なお店をご紹介します！

困った時に頼りたい！腸活も叶えてくれるお惣菜販売店8選

ここではKINS LABO編集部が以下の条件で目利きした”腸活的お惣菜”を提供する店舗をご紹介。

もちろん使用する食材だけでなく、おいしさにもこだわった満足度の高いお店ばかりです。

ヴィーガンであることは腸活においてマストではありませんが、 赤身肉や乳製品に悪玉菌を増やす傾向があるため、今回はプラントベースのピックアップをしています。

前半の2店舗はオーガニックや体に優しい商品を扱うスーパーマーケット。後半6店舗はデリを販売する専門店やレストランのご紹介です。忙しい日、いざという時に活用できるようにぜひ参考にしてみてくださいね！

⒈BIO−RAL（下北沢店/吉祥寺店/新宿店）

 スーパーマーケットのLIFE（ライフ）がプロデュースする、ナチュラルスーパーマーケットのBIO−RAL（ビオラル）。オーガニック食品や健康にこだわった体にやさしい商品が取り扱われています。

都内３箇所にあるいずれの店舗でも、店内で調理したこだわりのお惣菜が購入できます。国産有機玄米を使用したお弁当もボリューム満点で大人気なのだとか。

⒉ビオセボン(麻布十番店）

フランス発のオーガニックスーパー。日本一号店の麻布十番店では、デリの多くが店内中央に設置された大きなキッチンで調理されています。

菌ケアに欠かせない塩麹やお味噌などの発酵食品を使用したデリから、グリル野菜、スムージー、オーツ麦クッキーなど幅広くラインナップされているのが魅力。

調味料も実際に店舗で販売されているものが使われているため、購入したデリを参考に後日お家で作ってみるのも楽しそうです。

⒊オーガニックレストラン&デリ みどりえ（学芸大学前）

2001年に開業した有機・無農薬野菜を中心に作られた創作オーガニックデリのお店。無農薬米や野菜、産地直送の天然魚などを使用し、調味料に至るまで無添加というこだわりようです。

使用する食材の美味しさを生かすため、ほとんどのお惣菜がシュガーフリーで作られているのも菌ケア的に嬉しいポイント。常時15〜20種類用意されているお惣菜は、二十四節気ごとにラインナップが変更されます。

⒋Mr.FARMER（表参道店）

｢美と健康は食事から」をコンセプトにたくさんの種類のデリサラダが楽しめるお野菜カフェ。特に表参道店はオールヴィーガンカフェで、全てのメニューにおいて白砂糖も使用されていません。

たくさんある種類の中でもKINS編集部的におすすめなメニューはレンコンときのこ・ナッツのサラダ（単品税込価格1,705円）。腸内の善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維豊富な食材が使用されています。

⒌サラダデリ マルゴ　（西新宿五丁目本店）

「自然まるごと、サラダサプリ」がコンセプトのサラダデリ専門店。

食品添加物を使用せず、新鮮な野菜を新鮮なうちに調理して提供してくれます。満足感が増すトッピングの種類は20種類以上で、気分に合わせてオリジナルのデリサラダを作ることができるのも魅力です。

KINS編集部おすすめのサラダは定番メニューの「焼きさばオメガリッチ（レギュラー1,250円）」。さばに含まれるオメガ３脂肪酸は腸内フローラを整える働きもあり、菌ケアにうってつけです。

⒍L for You  AOYAMA FLAG SHIP SHOP（青山）

美腸活、発酵食品、グルテンフリー、食物繊維をテーマに、腸内環境に良いと言われる食材を多く使用するこちらの店舗。

オリジナルピクルスが300円、塩麹マリネなどの日替わりお惣菜が400円から購入できます。

もちろんお惣菜だけではなく、お弁当も便利なのでぜひお試しを。美腸弁当ビーガンはメインに大豆ミートやインドネシアの伝統発酵食品・テンペを使用しており、空腹時にも文句なしの満足感です。

⒎モミノキハウス（神宮前）

1976年オープンの日本初・自然食レストラン。シェフはNPO法人ナチュラルフードプラネット理事長も務め、自然栽培で育った素材や無添加の調味料などにとことんこだわっています。

メニューには生ワカメの野菜サラダ （1,500円）や味噌汁・漬物付きの玄米焼きおにぎりセット（980円）など、体に優しく腸内環境を整えてくれる食材を使用したお惣菜がたくさん。ランチメニューもテイクアウトできるようなので、気になる方はランチでも試してみて。

8.寝かせ玄米いろは（日本橋）

寝かせ玄米を使用したおむすびや稲荷、お味噌汁やお弁当を販売しているいろは。「いろはを健康の土台として利用して欲しい」という願いで、使用する食材や調味料は無添加に妥協なくこだわっています。

種類豊富なおむすびは190円〜、週替わりの具沢山お味噌汁は450円〜。疲れた日こそ体に染みるメニューが揃っています。

そもそも食事における腸活とは？

腸内環境を整えると、健康から美容まで全身に影響があると考えられています。そのためには菌を意識した生活が欠かせません。特に毎日の食事においては、「菌を取り入れる」「菌を育てる」「菌の邪魔をしない」という３つの重要項目があります。

これらの要素を意識すると腸内環境が整い、美容や健康に良い影響があると考えられます。肌トラブルやホルモンバランスの乱れ、睡眠の質の向上などその効果は様々です。

それでは下記で、各要素を実践するために取り入れたい食材や、できれば避けたい成分がどのようなものか見ていきましょう。

⒈菌を取り入れる

菌を体内に取り入れるためには、発酵食品の摂取が有効です。発酵食品は納豆やぬか漬け、発酵調味料と呼ばれる味噌や醤油など日本人にとって身近な食材が多いのも嬉しいポイント。

特に生きた善玉菌を摂取できる納豆やキムチは、加熱調理せずにそのままいただくのがおすすめです。乳酸菌などの善玉菌は腸内で3〜4日しか活動できないと言われているので、できるだけ毎日摂取しましょう。

⒉菌を育てる

「菌を育てる」ためには、善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維やオリゴ糖などの物質を摂取することが必要です。海藻類やきのこ類、大豆やバナナなどの果物を意識して摂るといいでしょう。それらが善玉菌のエサとなることで、腸内でさらに善玉菌が増え、便秘予防や血糖値の急な上昇を抑えるなどの効果が期待できます。

⒊菌の邪魔をしない

悪玉菌を増やしたり、善玉菌の働きを抑制してしまうような行為をなるべく減らすことも、菌ケアにおいての重要項目です。皮肉なことにスイーツや赤身肉、お酒やパンなどの身近にある美味しい食材には、菌にとって良くない成分が多く含まれている場合があります。

グルテンフリーやシュガーフリーとは？

近年よく耳にするようになった「グルテンフリー」や「シュガーフリー」は、菌の邪魔をしないために重要なキーワード。パンやパスタなどの小麦製品に含まれるグルテンは腸壁を傷つける可能性があると言われています。

腸壁のダメージは「リーキーガット症候群(腸漏れ)」という状態に繋がり、体に様々な悪影響を及ぼすと考えられているのです。

「シュガーフリーは」は悪玉菌のエサになる白砂糖を一切使用していないということ。甘いものを摂りすぎているな……と感じた時はそのような表記のある食事を選んでみるとよいかもしれません。(白砂糖以外の甘味料を使用していることはあるので、カロリーや糖質には注意)

腸活視点でお惣菜を選ぶ際に注目したいキーワード

KINS LAB編集部が菌ケアを生活に取り入れるためにおすすめしている、菌を入れる・菌を育てる・菌の邪魔をしない、の「菌ケア3箇条」。これらを踏まえて考えると、お惣菜を購入する際は

など今回の8選でも意識したポイントに注目して選ぶと良さそうです。

また化学調味料や防腐剤などの食品添加物にも注意して選びたいところ。食品添加物は種類によって、多く摂りすぎると腸内細菌のバランスを乱す可能性があります。

忙しい時の腸活は素敵なお店にとことん頼ろう！

腸内環境に優しいという目線で、

・グルテンフリー
・シュガーフリー
・味噌やキムチなど発酵食品を使用している
・きのこや海藻など水溶性食物繊維を豊富に使用している
・ヴィーガン

というような要素を満たしたお惣菜が買えるお店をご紹介しました。

都内にはこのように「おいしい」はもちろん、腸内環境を整えるための「菌ケア」も叶えてくれる意識の高いお店がたくさんあります。忙しい時は無理をせず、そのようなお店の安心安全なお惣菜に頼ってみるのもいいですね。気軽に楽しみながら菌ケアを続けていきましょう！