掲載日 | 2023.05.27
更新日 | 2023.05.27

妊婦さん応援!妊娠中も菌ケアが超超重要だったので全力でまとめてみた!

掲載日 | 2023.05.27
更新日 | 2023.05.27
本日の内容は「妊婦さんと菌ケアの関係」について!

「妊娠中って何を食べればいいかわからない…」
「乳酸菌を飲んでも大丈夫?」
「元気に生まれてきてくれるか心配」
「急に体調を崩すことが増えた…」

妊娠中の悩みは絶えないものです。
さらに、生まれてくる子どもには健やかに育ってほしい。そのために今のうちからできることはないか。と、何かと不安に感じることも多いでしょう…!

そこで、今回はこれからママになろうとしているあなたへ向けて。妊娠と菌の関係について全力で解説いたします!

妊娠中の菌ケアは、あなたのためにも、生まれてくる子のためにも本当に大切です。

もし本記事を読まれている中に、現在妊娠中という方、もしくは将来的には子供を持ちたいと考えている方がいらっしゃれば、ぜひ参考にしていただきたい内容となっています。

毎度のことながら、本記事も分量が少し多くなっています。
一度読んで全てをマスターするのも難しいと思いますので、ぜひブックマークをして、何度でも読めるようにしてくださいね。

それでは本編に参りましょう!

腸内細菌はお母さんから子供への贈り物

腸内細菌はお母さんから子供への贈り物

あなたの腸内には数100種、数100兆匹にもおよぶ細菌が日々暮らしています。そして、その菌の状態によって、身体の状態や心の状態までもが左右されることも。

このメディアの読者やKINSユーザーさんなら既にご存知の方も多いかもしれませんね。

ただ、その腸に住む菌たちがいったいどこから来たのかまで考えたことはありますか?

もちろん、腸内細菌と私たちは全く別の生き物。どこからともなく自然と腸内に菌が発生するワケではありません。

実は、腸内細菌は出産、そして育児の過程でお母さんから譲り受けるものなのです。

赤ちゃんが菌と一番はじめに接する正確なタイミングはまだはっきりとはしていませんが、お母さんのお腹にいる間はほぼ無菌状態であると言われています。

そして生まれてくる瞬間。産道を通る過程でお母さんの膣内細菌や腸内細菌と触れ合い、そこで一気に菌を獲得します。

その後もお母さんと触れ合う中で徐々に菌を獲得し、お肌に住む菌や口の中に住む菌など様々な菌を獲得し、赤ちゃんの腸内に菌が徐々に蓄えられていきます。

つまり、腸内細菌とはお母さんが赤ちゃんへの一番初めのプレゼントとも言えるわけです。

実際にある研究では、お母さんと赤ちゃんは腸内に住むビフィズス菌の種類が非常に似た構成になるという結果が出ています。生まれた時にお母さんから引き継いだビフィズス菌は、その後も子どもの腸内に住み続け、健やかに育つお手伝いをしてくれるのです。

そこで、バランスのとれた腸内細菌を赤ちゃんにプレゼントするためにも、妊娠中、後の菌ケアは非常に大切。

さらに妊娠中の菌ケアは生まれてくる赤ちゃんのために重要なだけでなく、妊娠中のお母さん、つまりあなたのためにもとっても重要なことなのです。

どういうことか、次の章にて説明いたします!

便秘や肌荒れ…妊娠中に不調が起きやすのはどうして?

便秘や肌荒れ…妊娠中に不調が起きやすのはどうして?

現在妊娠中という方や、妊娠を経験したことがあるという方なら共感の嵐かと思いますが、妊娠中というのは本当に様々な不調に見舞われます。

便秘やつわりなどなど…
今まではこんなことはなかったのに、気づけばあっちこっちで体調不良が起きているというのが妊娠中です。

それもそのはずで、妊娠中というのは普段と身体の中で起きていることがまったく異なります!
それ故に、身体の状態にも大きな変化が起きてしまうのです。

例えばホルモンバランス。
女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」は妊娠中は普段とはまったく異なる分泌バランスとなります。

エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれ、女性らしい身体作りを助けるホルモン。一方、プロゲステロンは黄体ホルモンと呼ばれ、妊娠や乳腺の発達に関わってきているホルモンです。

通常、この2つのホルモンは生理周期をもとに波を打つように分泌量が上下します。ただ、妊娠中は出産まで下がることなくノンストップで分泌量が増え続けます。

妊娠中のホルモンの分泌量

プロゲステロンは体温を高めに保って、子宮内膜を柔らかくするという役割を持つために、妊娠中の身体には無くてはならないホルモンです。

ただ、子宮内膜を保護する過程で体内から水分を多量に蓄積する働きがあり、分泌量が増えるとその分、腸内から水分をいつも以上に吸収してします。すると、便中の水分が減少し便秘傾向となるのです。

妊娠中になると便秘になりやすいのは、女性ホルモンの状態が関わってきていたのですね!

そして、妊娠中に上がり続けたエストロゲンとプロゲステロンの分泌量は出産後、今度はジェットコースター並みに急降下をします。エストロゲンは抜け毛を防ぐ働きがあるため、分泌が大幅に減った結果、産後抜け毛にも繋がってしまうのです。

妊娠中のホルモンバランスの変化は仕方がないことです。とは言え、少しでも不調がない状態を作り出すため、妊娠中はより一層、菌をケアすることが必要となるわけです。

そして、もう一つ。妊娠期特有の不調といえば「つわり」ですよね。
吐き気があり、酷い場合は起き上がることもできないなんてことも…。

実はこのつわりには、体内に住むある意外な菌が関わってきていました。
その菌こそが「ピロリ菌」。

ピロリ菌とは、胃に住み着く悪玉菌の一種で、胃炎などの疾患を引き起こす原因となる菌。名前は聞いたことはあるという方も多いかもしれません。

オランダで5549人の妊婦さんを対象として行われた研究では、ピロリ菌陽性の妊婦さんほど嘔吐(つわり)に悩まされれる可能性が高いことが示されました。

しかも、つわりは生まれてくる子にとっても影響を与えるようで、毎日嘔吐していた妊婦さんから生まれてきた赤ちゃんは出生時体重が少し低くなるとも述べられていました。

このピロリ菌の活動を抑えるためにも役立つのがやはり菌ケアです。例えば、乳酸菌の摂取がピロリ菌の活性を抑えてくれるという論文は多数出ています。

もしあなたが今、ひどいつわりに悩まされているのであれば、もしかすると乳酸菌がお力になれるのかもしれません。

その他にも、つわりに効果的な食材といえば「生姜」
生姜には、吐き気を抑えてくれる効果があり、つわりを軽減してくれることがわかっています。

それだけではなく、生姜は菌ケア的にも嬉しい成分!
生姜には菌のエサとなる食物繊維が豊富に含まれており、腸に住むビフィズス菌を増やしてくれます。

「つわりがひどく、何も食べれない…」
そんな時はぜひ、生姜の葛湯などでホッと一息ついてみてはいかがでしょうか?

ただ、もちろん妊娠中に食べて欲しい料理は生姜だけではありません。
次の章では、妊娠中に積極的に摂取して欲しい食材から、逆にできるだけ避けて欲しい食材まで紹介します!

妊娠中に〇〇料理を食べると母子ともに健康になれる?!

妊娠中に〇〇料理を食べると母子ともに健康になれる

妊娠中のお母さんは自分の他に、生まれてくる我が子の命も抱えています。
そのため、普段以上に「食事」に気をつけることが大切なのはいうまでもないかと思います。

ただ、妊娠中の食事って本当に難しい!
あれはダメこれもダメ、けどお腹の中にいる子どものために栄養もしっかり補給しなければいけない……じゃあ何を食べれば良いのと!頭を悩まされている妊婦さんも多いでしょう。

そこで!食事に悩む全ての妊婦さんを助けるために。
妊娠中に食べても良い✖️菌ケアにも最高な食事を今回探してまいりました!

ただその食事について説明する前に、まずは妊娠中にはできるだけ避けたい食材、成分についてのご紹介から。

①生魚
②カフェイン
③高フルクトース

①生魚

妊娠中に気をつけなければいけない食材の一つ目は生魚です。

生魚が気をつけなければいけない理由は食中毒のリスクが高まるから

普段は生魚を食べても食中毒にかかったことなんてないから、妊娠中も大丈夫でしょ!という方もどうかお気をつけください。先ほども述べましたが、妊娠中というのは、本当に身体の中で起こることが通常時と異なります。

なんとある研究では、妊娠中はリステリア菌による食中毒のリスクが最大18倍にも跳ね上がるということが明らかになっていました!
18倍ですよ!そんなに変わるものかと驚きです。

お刺身は普段であれば、オメガ3脂肪酸を摂取するために、菌ケア的には積極的に食べてほしい食材の一つです。ただ、妊娠中はできる限り我慢するようにしてください。

さらに、同様の食中毒のリスクが上がるという理由でハム類やチーズなどの加工食品もできるだけ妊娠中は避けた方が良いみたいです。

②カフェイン

「毎朝のコーヒーがなきゃ1日がはじまらない」そういう方も多いかと思います。ただ、妊娠中の過度なカフェインの摂取はご法度。

カフェインは胎盤を通過することができるため、お母さんが摂取すると赤ちゃんにも影響を及ぼすと考えられています。お母さんにとってはなんともないカフェインでも、お腹の中の未熟な赤ちゃんはうまくカフェインを対処できません。

ある研究では、母親の多量のカフェイン摂取が、生まれてくる子どもに悪影響を及ぼすことが示されていました。

コーヒーがお好きという方も、妊娠中はできるだけカフェインレスのコーヒーを選ぶようにしてみてください。

③高フルクトース

今回紹介する妊娠中に避けてほしい最後の成分はフルクトースです。

フルクトースとは「果糖」のこと。以前、腸漏れについて高フルクトースは腸を傷つけるという話をしましたが、妊婦さんにとっても悪影響を及ぼす要因の一つです。

↓腸漏れについての記事はこちら↓

この果糖の過剰摂取において、特に気をつけてほしいのが「果糖ブドウ糖液糖」という成分。清涼飲料水やドレッシングなどに多く含まれています。

あま〜いジュースなんかの裏の成分欄を見てみてください。きっとこの成分が含まれているはずです。
果糖ブドウ糖液糖は保存性に優れ、味も美味しいためメーカーさんが使いたくなる気持ちはわかります…!

ただ、菌ケアや妊婦さんにとってはできるだけ避けていただきたい成分。

ある研究によると、妊娠中の高フルクトースの摂取はお母さんのインスリン反応の悪化を招き、それだけでなく生まれてくる赤ちゃんの肥満の原因にもなるということが示されていました。

それでは、ここからは逆に妊娠中は何を食べるべきなのかという話について。妊娠中に食べても良い✖️菌ケアにも最高な食事についてのご紹介です。

その食事とは、ズバリ「地中海料理」です!

地中海料理とは、その名の通りスペインやギリシャといった地中海地域で昔から食べられている料理のことですね!
アクアパッツァやパエリアというとイメージがしやすいかもしれません。

妊娠中の地中海料理の摂取はお母さんと赤ちゃんの両方の健康をサポートしてくれることはたくさんの研究により示されています。
具体的には、地中海料理によりお母さんの糖尿病のリスクが低くなったり、赤ちゃんの早産のリスクが低くなったりと良いこと尽くし!

さらに、地中海料理は菌ケア的にみても最高。オリーブオイルや魚介類、トマト、ニンニクなど、腸内細菌を育ててくれる食材が豊富に使われているのが特徴です。

妊娠期間中の食事に迷った際には、ぜひ地中海料理を選んでみてください!

また、妊娠中はプロゲステロンの影響で便秘になりがち。
そこで、便秘解消に効果的な「水溶性食物繊維」が豊富に含まれた食材も積極的に摂取することがオススメです!

水溶性食物繊維は、海藻類やキノコ類、果物、ネバネバした食物などに多く含まれていますよ。

生まれてくる赤ちゃんのためにも「菌ケア」は超大切

生まれてくる赤ちゃんのためにも「菌ケア」は超大切

この記事でもこれまでに述べてきましたが、お母さんの持つ菌は生まれてくる赤ちゃんの腸内細菌に大きな影響を及ぼします。

つまり、妊娠中の菌ケアは超超大切!!
生まれてくる赤ちゃんのためにもあなたのためにも、妊娠期間中はいつも以上に菌をケアすることを意識してみてください。

実際に、妊娠期間中にお母さんが乳酸菌を摂取することによって、プラスの影響が得られたという論文はたくさん出ています。

特に妊娠中の菌ケアが効果を発揮してくれるのがアレルギーについてです。

最近、私たちが子どもだった頃に比べて、アレルギー症状を持つお子さんが増えたという印象はありませんか?

実際に厚生労働省の調査では、0歳~14歳の子どもたちの約40%が何かしらのアレルギー症状を抱えていると報告されています。
私にも2人息子いますが、下の子は軽度ではありますがアレルギーを持っています。

親からするとアレルギーは本当に心配で「出来るなら自分が変わってあげたい!」と思うものです……。

そこで、これからママになる皆さまには、ぜひ妊娠期間中から菌ケアをし、生まれてくる赤ちゃんにはアレルギーになりにくい体質をプレゼントをしていただきたいです。

じゃあ、さっきから言っている「菌ケア」とは具体的に何をすれば良いのという点についてですが、一番わかりやすいものは、体にとって有益な働きをしてくれる菌(乳酸菌など)を直接摂取するということ!

ここで、妊娠中の菌ケアと子どもアレルギーとの関係を示した有名な研究を一つご紹介します。

2017年に行われたノルウェー科学技術大学の研究では、415名の妊婦さんに協力してもらいランダムに乳酸菌サプリを飲ませる群と飲ませない群(プラセボ群)にわけて、出産後2年間赤ちゃんがアトピーになるリスクに差異はあるのかどうかが調べられました。

この研究、なかなかに強烈ですよね…!
何が強烈かって、世の中のために準備や論文投稿まで考えると約3年の歳月をかけて研究して本当に尊敬いたします。

そして今回の研究は前向き研究といって、今から研究やりましょう!となって、どうなるか分かんないけど、やってみましたっていうリスクの高い研究なので、さらに意義深いわけです。

そして結論、学者さんの頑張りとお母さんたちの協力のおかげで、赤ちゃんのアトピーリスクを下げるためには、出産前後の乳酸菌の摂取が効果的であるということが明らかになりました!

さらに別の研究では、妊娠中の乳酸菌の摂取は遺伝的にアレルギー症状が出やすい家系の方ほど、効果的であるということも述べられていました。

もし、お母さんであるあなたがアレルギー体質なのであれば、ぜひ積極的に身体に有益な「菌」を摂取するようにしてみてください!

ただ、もちろん菌ケアとは、ただ菌を摂取することにとどまりません。菌ケアについては、こちらの記事で全力でまとめていますので、あわせてご覧になってみてください!


母乳は最高の菌ケア!赤ちゃんが生まれてからのお話

母乳は最高の菌ケア!赤ちゃんが生まれてからのお話

ここまでは妊娠中の菌ケアについて語ってきました。

そこで、最後は赤ちゃんが生まれてからの話
育児と菌ケアについてお話しして、この記事を締めたいと思います。

冒頭でも解説しましたが、赤ちゃんは生まれてくる瞬間に産道を通る過程で、お母さんから腸内細菌を譲り受けます。
とは言え、そこで形成される腸内細菌は不安定なもの。

そこで生後、赤ちゃんの腸内細菌を確固たるものにしてくれるのがお母さんから子どもに与える「母乳」です!

この母乳がもう赤ちゃんにとってはこれ以上ない最高の菌ケア!!
菌ケアにおいて大切な「菌をとり入れる」と「菌を育てる」が同時に可能なのです。

ある研究では、母乳で育てられた赤ちゃんは、毎日最大80万個の細菌を摂取すると推定されています。

そして、母乳には菌を育てる成分の一つ「オリゴ糖」が入っているのですが、このオリゴ糖がただのオリゴ糖じゃありません。

母乳に含まれるオリゴ糖はヒトミルクオリゴ糖というのですが、この成分がまあスゴい!

何がスゴいって、単純にビフィズス菌などの善玉菌の栄養素となるだけでなく、悪玉菌を減らし、赤ちゃんの免疫力向上にも寄与してくれることがわかっています!

これだけヒトミルクオリゴ糖が多様な働きをしてくれる秘密は、その種類の多さです!これまでに100種類を超えるヒトミルクオリゴ糖が含まれています。

この種類の多さはというのは、腸内細菌にとってはとても重要な要素。
私たち人間一人ひとりに好きな食べ物、嫌いな食べ物があるように、菌にも好き嫌いが存在します。

つまり、多種多様なオリゴ糖成分が入っている=多種多様な菌を育てることができるというわけです!

おそらくこれから出産を経て、赤ちゃんと出会った時、この子が健康に育ってくれるためには何をすれば良いのだろうと悩むことも多いでしょう。
そんな時は、難しいことは考えずに、まずは母乳をしっかりと与えてあげてるところからはじめてみてくだささいね。

さらにここからは生後間もなくではなく、生まれてきた子どもがもう少し育ち、2、3歳になってからの菌ケアについて。この時期の菌ケアにおいて、大切になってくるのが「菌」と触れ合うことです!

お母さん、お父さんはみんな子供のことを大切ですし、健康的に大きくなってほしいという思いが強すぎて、とにかくキレイに清潔に育てます。

少しでも口や手が汚れたらアルコールで拭いて、砂場には犬のふんがあるかもしてないので砂場はあまり行かせたくない、おもちゃやリモコンをなめるので片っ端からアルコールで除菌!…そうしたくなる気持ちも本当にわかります。

ただ、KINS LABOとしては山や公園などに行って泥んこになるまで遊んでいただきたい。そしてたくさんの菌と出会ってほしいと考えています。

自然の中には、たくさんの菌が生息しています。
子どもはその菌たちと出会うことで、少しずつ自分の中に菌をストックしていき、免疫力も同時に高めていきます。

つまり菌と出会う機会を奪うと、それだけ菌はアンバランスになりやすくなるわけです。そして、菌や異物に対する体制がなくなりアレルギーの原因になるなんてことも。

こんなご時世ですから、今はなかなか難しいこともあるかと思います。
ただ、今現在あなたのお腹にいる子がそれくらいの年齢になった頃には、以前と同じように外で思いっきり遊べる。そんな世の中にきっと戻っている、と私は信じています。

【妊婦さん応援】マタニティマークさんとタイアップします!

いかがだったでしょうか?
今回は妊娠と赤ちゃんと菌の関係について全力で語ってきました。

くどいように言いますが、今あなたのお腹の中にいる赤ちゃんは、あなたの腸内細菌を引き継いで生まれてきます。

そこで、少しでも素敵な「菌」をプレゼントするために、まずはこの記事を参考に、しっかりと今の自分の腸内細菌を整えることを意識してみてください。

さらにこの度、妊婦さんをもっと応援したい!妊婦さんにも菌ケアの重要性を伝えたい!ということで、2021年5月27日より一年間、マタニティーマークさんとKINSとのタイアップ広告として、電車広告を出稿することとなりました!

KINSにとっては初の交通広告ということもあり、感慨深い気持ちにも浸っております…。

広告が掲載される線は大江戸線!
もしかすると東京近辺にお住まいの方は目にすることがあるかもしれませんね。

マタニティマークさんとのタイアップによって、一人でも多くの妊婦さんのお力になれば良いなと思い、この広告に参加させていただきました。

広告を見かけた際には、ぜひ私に教えてくださいね。

最後になりましたが、あなたの赤ちゃんが元気に生まれてくることを心より祈っています。

それではまた次の記事でお会いしましょう!

参考文献
A Peirotén, Bifidobacterial strains shared by mother and child as source of probiotics, Benef Microbes. 2018 Feb 27;9(2):231-238.

Mitko Madjunkov, Listeriosis during pregnancy, Arch Gynecol Obstet. 2017 Aug;296(2):143-152.

Jack E James, Maternal caffeine consumption and pregnancy outcomes: a narrative review with implications for advice to mothers and mothers-to-be, BMJ Evid Based Med. 2021 Jun;26(3):114-115.

Pamela Ferretti, Mother-to-Infant Microbial Transmission from Different Body Sites Shapes the Developing Infant Gut Microbiome, Cell Host Microbe. 2018 Jul 11; 24(1): 133–145.e5.

Kirsty Le Doare, Mother’s Milk: A Purposeful Contribution to the Development of the Infant Microbiota and Immunity, Front Immunol. 2018; 9:361.

Nour Baïz, Maternal diet before and during pregnancy and risk of asthma and allergic rhinitis in children, Allergy Asthma Clin Immunol. 2019; 15: 40.

Federica Amati, The Impact of Mediterranean Dietary Patterns During Pregnancy on Maternal and Offspring Health, Nutrients. 2019 May; 11(5): 1098.

Iris J Grooten, Helicobacter pylori infection: a predictor of vomiting severity in pregnancy and adverse birth outcome,Am J Obstet Gynecol. 2017 May;216(5):512.e1-512.e9.

Stuart Astbury, High Fructose Intake During Pregnancy in Rats Influences the Maternal Microbiome and Gut Development in the Offspring,Front Genet. 2018; 9: 203.

Peter J Vuillermin, The maternal microbiome during pregnancy and allergic disease in the offspring, Semin Immunopathol. 2017; 39(6): 669–675.

Jing Wang, Beneficial effects of ginger on prevention of obesity through modulation of gut microbiota in mice, Eur J Nutr. 2020 Mar;59(2):699-718

Zuo-Liang Xiao, Role of progesterone signaling in the regulation of G-protein levels in female chronic constipation, Gastroenterology
. 2005 Mar;128(3):667-75.

記事の監修

株式会社KINS代表、菌ケア専門家
下川 穣

岡山大学歯学部を卒業後、都内医療法人の理事長(任期4年3ヶ月)を務める。クリニック経営を任されながらも、2,500名以上の慢性疾患に対する根本治療を目指した生活習慣改善指導などを行う。
医療法人時代の日本最先端の研究者チームとのマイクロバイオーム研究や、菌を取り入れることによって体質改善した原体験をきっかけに菌による根本治療の可能性を感じ、2018年12月に株式会社KINSを創立。2023年8月にシンガポールにて尋常性ざ瘡(ニキビ)に特化したクリニックを開院。

INSTAGRAM : @yutaka411985 ,  @yourkins_official
X : @yutaka_shimo

プロフィールを見る